散歩道[2]~谷根千(東京都台東区・文京区)2005年09月17日 22:46

私の好きな散歩道のベスト5に入る場所、谷根千の一部を紹介する。しかしあまり観光向きではない、ごく普通に散歩をするコースである。(地図)

この辺りは、荒川区、台東区、文京区の三つの区が重なり合っているエリアであり、山手線内の閑静な佇まいである。

スタートは日暮里駅。とはいうものの、既に私は家から日暮里までおよそ5Kmを歩いてきた。

日暮里駅の東側では、日暮里と足立区の舎人を結ぶモノレールが工事中である。

この路線、実は平成15年には完成していなければならなかったのであるが、用地買収に時間が掛かっているのか、ここ以外にも未だに工事中の箇所がある。

並行して走る尾久橋通りが慢性的渋滞なので、このモノレールが開通すればつくばエクスプレスなみの利用者が見込めるのではないか。

しかし反面、運賃がかなり割高になるらしく、どうも地元では賛否両論分かれているようである。

日暮里の駅の中を通り、橋を渡って谷中銀座へ向かう。

ほどなく谷中銀座の大きな入口が見えてくる。

石段を降りると全長80m程度の決して大きくはない商店街がある。

まだ商店街は開店前の時間帯。散策する人、商店街の人たちが行き交う中で商店は開店準備をしている。商店へ納品する車も活気がある。

谷中銀座は本当に短い。ここから不忍通りへと出て、千駄木方面へと向かう。


千駄木は坂の町である。その中でも有名な団子坂を上る。

団子坂上信号を左へ曲がると汐見坂である。この辺りは本当に閑静で、地価も高そうである。汐見小学校を左手に見て坂を下りていく。

しばらく歩くと薄暗い階段になってい坂がある。解剖坂というらしい。表記はないが後に調べて判った。日本医科大学の解剖室の脇を通るらしい。

汐見坂の終点は蔦の絡まる日本医科大学附属病院。通りを挟むとそこは根津神社である。縁日なのか屋台が準備されていた。

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